【失敗しない新築外構の計画時期とは?】早めのタイミングがいい理由5選


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家づくりを進めていくと決めることが多すぎて大変じゃないですか?

  • 家の間取りどうしよう、、、
  • 床の材質は何にしよう、、、
  • 照明器具は何を選ぼう、、、
  • 壁紙はどんなの選ぼう、、、
  • ガスにしようか、それとも電気にしようか、、、、

住宅会社を決めるだけでも色々悩んで大変だったのに、

家を契約してからもこんなに色々悩んで決めないといけないなんて、、、。

大抵のことは設計士と相談しながら進めていくことが出来ますが

設計士の守備範囲ではない事があります

それが【外構計画】です

家の設計士は建物の設計のプロであり、外構に関してはそこまで詳しくありません。

お客様
お客様

外構工事は家づくりとは別だからもうちょっと後に決めてもいいよね?

こんな気持ちになるのはわかります。

でも、家の打ち合わせと平行して【外構の計画】を進めておかないと後悔する家づくりにまっしぐらになってしまいます

実は、家の外構って設計士よりも現場監督のほうが詳しかったりします。

なぜなら実際に建物が完成して、引き渡しの前後からから外構工事に入りますが、トラブルがあった際に対応するのは現場監督だからです。

 わたし
 わたし

私は住宅会社で働いて15年、延べ1000棟以上のお客様を現場監督としてご担当してきました。

1級建築士、1級施工管理技士、宅建士、インテリアコーディネーターの資格を持っております。

新築住宅と外構工事の橋渡しをする中での多くの経験を皆さんにお伝えします

この記事を読むと、

外構計画を始めるベストのタイミング、その理由がわかります

結論を言いますと

  • 建物の配置を決める時
  • 建物の間取りを決める時
  • 建物の照明計画をする時

に、外構計画を見直せば大丈夫です。

それでは詳しく説明していきます。

新築の外構工事を計画するベストタイミングは?

家づくりをされている多くの方は外構に関して勘違いをされてます。

それは、外構計画は後からでも大丈夫だろう、ということです。

打ち合わせ中に、設計士や営業から

「外構計画はあとからでも大丈夫ですよ、工事に入ってからでも遅くないです」

と言われることも多いかと思います。

実際は違います。

建物の打ち合わせと平行して外構計画も立てておかないと自分の思った外構が出来なくなる、または多くの費用が掛かってしまうことがあります。

では、具体的にどのタイミングで何を決めたらいいのか、ご説明致します。

建物の配置を決めるまでに大まかな外構計画を

まずはこれです。

建物の配置というのは敷地のどこに、どれくらいの大きさの家を建てるのか、という計画をたてることです

多くの場合、打ち合わせの一番最初にすることが多く、設計の根幹となるものです。

この段階で外構に関してもある程度の計画をしておかないと、いざ家に住み始めてから

お客様
お客様

あれ、車のタイヤどこ置こう。

そう言えば自転車を置く場所がなかった、、。

といったことになってしまいます。

もっと詳しく知りたい方は外構で失敗しない為の家の配置、GL計画、新築打ち合わせで必ず確認する7つの事をチェックしてみてください。

また、配置計画時に設計士から「深基礎が必要です」と言われた方は深基礎が必要?外構計画に必要なGL設定の考え方をチェックしてください。

間取りを決める時にも外構計画を確認しましょう

建物の打ち合わせで配置が決まると、その次は間取りを決めていきます。

家のどのあたりにリビングを計画して、水回りはこのあたりに計画して、各部屋の大きさはこれくらいにして、、、。という計画をしていきます。

間取りを計画する際も外構計画をチェックしておいたほうがいいです。

くつろげる家、快適な家というのは外構計画と密接しているからです。

お客様
お客様

せっかくリビングに大きな窓をつけたけど、景色があんまり良くなくて開放感がない、、、。

リビングに隣接するウッドデッキを計画するだけでも、快適な生活になります。

また、いつも目に入る場所にシンボルツリーを植えるだけで季節を感じることも出来ます。

外構での失敗事例を知りたい方は新築の外構  失敗しないために早めに計画する理由  もチェックしてみてください

間取りを考える時は一緒に外構計画もチェックしましょう

電気図面を決める時にも外構計画を確認しましょう

電気関係の打ち合わせの際も外構計画をチェックしましょう。

建物の打ち合わせでいくと終盤に電気関係の打ち合わせをすることが多いです。

  • 庭のどのあたりに照明を計画しようか
  • 外でコンセントを使うのはどのあたりか
  • 将来的に防犯カメラをつけるかもしれないし電源を多めに計画しておこうか

といったことを考える必要があります。

お客様
お客様

・高圧洗浄機で洗車しようと思ったけど外のコンセントが遠すぎて使えない、、、。

・駐車場から玄関までが暗いので照明をつけたいけど電源がない、、、。

というようなお悩みに対しては電気の打ち合わせが終わってからではどうしようもありません。

外にコンセントを追加したり、照明器具をつける、というのは

外壁をめくる大きな工事が必要になるので早めの計画が必要です。

外構での電気の失敗事例を更に詳しく知りたい方は新築の外構  失敗しないために早めに計画する理由をご確認ください

新築の打ち合わせと並行して大まかな外構計画を

新築工事と外構工事をするのが同じ業者であれば問題ありません。

しかし、多くの場合は建物の新築と外構工事は別の業者で行うことが多いです。

その場合、建物の設計士は建物の打ち合わせが終わった時点でそれ以上計画を変更することはありません。

計画の変更となると追加で費用が掛かったり、場合によっては大幅に工事をやり変えないといけなくなります。

また、外構業者は仕上がった現状ありきでしか外構計画が提案出来ないので

あなたが外構でやりたいことが出来ない、という状態になってしまいます。

外構の細かいところまで新築の打ち合わせで決める必要はありませんが、

大まかにこんな感じにしておきたいな、というイメージはしておいたほうがいいです。

外構業者の決め方ってどんな選択肢があるの?という方は新築打ち合わせ中  外構業者はどうする?選び方に迷った時大切にすること5選【1級建築士が解説】をチェックしてみてください

新築と外構を並行して計画することで無駄な外構費用を抑えられる

外構計画を早めに立てておくことで無駄な出費が抑えられます。

  • 新築で残土を捨てたのに外構工事では土をいれないといけない、、、。
  • 新築で残土を捨てる際に外構での残土も捨てといて貰えば重機の費用などが割安になったのに、、、
  • 水道の排水マスが玄関のアプローチに掛かってしまう、、。マスの移動に費用が掛かってしまった、、、。

というような内容です。

外構工事と新築時の打ち合わせがばっちり合っていればいいですが、新築の打ち合わせの時は建物の方に意識が向きます。

外構工事をする際に不都合があったり、やり直しが起こる、というのは珍しいことではありません。

特に、残土処分は新築にとってプラスになるものではないのに高額な費用も掛かりますし早めに外構計画と照らし合わせることで割安になることもあります。

残土って何?という方は【残土処分費の相場】 安くする方法を1級建築士が徹底解説 早めの外構計画が重要な理由をチェックしてみてください

早めに外構の打ち合わせをしておかないと引越し時に敷地が泥だらけ?

よくあるやりとりが

「新築工事の足場が取れたくらいからで外構の打ち合わせは大丈夫ですよー」という話です。

半分は合ってますが、半分間違っています。

半分は合っている、というのは足場が取れたくらいじゃないと色合いのイメージが出来ないので

  • フェンスはどんな色にしようか
  • 土間の仕上げは洗い出しにしようか、それとも刷毛引きにしようか
  • 門柱の色は何にしようか

というような内容はここで最終決定でいいのですがそれ以外の大まかな計画はそれまでには終わらせておきましょう

新築工事で足場が取れる、というのは割と終盤の段階です。

引き渡しまであと1ヶ月とかそれくらいの段階なのでここから外構の打ち合わせを始めるとほぼ間違いなく引き渡し後しばらくは外構が全くされてない状態です。

その間、車を敷地内に停めようとするとタイヤに泥がつくこともありますし、

郵便受けがないと郵便物が届くか不安ですし、、(仮の箱を用意される方が多いですが不用心ですし)

早めに外構の打ち合わせをしておいて損なことは1つもないです。

外構工事に掛かる期間はおおよそ2週間から1ヶ月程度です。

建物の引き渡しが終わって、引越しまでの間である程度、外構工事を終わらせておいてもらうのがベストです。

新築の打ち合わせ時に外構の費用感を知ることが重要

新築の打ち合わせ時に営業から外構工事のある程度の費用を教えてもらってると思います。

「一般的に50坪くらいの敷地に30坪くらいの家を建てるなら150万円くらい見積もりしておきましょう」

というような内容です。

ただ、営業もあなたがどこまでの外構を希望してるのかって知らないはずです。

  • 2台分のカーポートが欲しい
  • 30㎡のタイルデッキに日除けの屋根をつけたい
  • 庭にピザ釜を設置したい、、、

というような希望の場合、ざっくりした費用感は大きく変わります。

逆に、あまり外構に費用を掛けたくない、という方はその分をもっと新築のオプションに回せたのに、、、

という後悔も出てきてしまします。

また、

「思ってたより外構の見積もりが高くなってしまったし、お金が溜まってから外構工事の計画をしよー」

と、言ってらっしゃる方は10年経っても外構工事をスタートさせられない方が多いです。

新築時に外構の費用感を把握しておかないと、そのままずっと敷地に砂利を敷いただけになってしまいます。

要はざっくりとした費用ではなく、あなたがやりたいことの外構の費用感を早めに把握しておくことがが大切です

その為、早めに外構業者に大まかな見積もりだけでもしておいてもらうことをオススメします。

外構業者をどうやって見つけたらいいのかわからない方は無料の一括見積もりサイトがオススメです。

わざわざ店舗に足を運ぶ手間も時間も掛からないので、家にいながら無料で外構の見積もりが出来て便利です。

その中でもタウンライフ リフォーム エクステリア・外構特集 は優良業者に絞って紹介してくれるので安心です。

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まとめ

外構の打ち合わせは、ついつい後回しになってしまいがちです

  • 新築の打ち合わせでそれどころではない
  • もっと後から計画しても大丈夫って営業、設計から言われている
  • そもそもどんな外構にしたいのかイメージが沸かない、、、。

理由はそれぞれだと思います。

早めに外構業者を決めるのは不安なこともありますが、見積もりだけとるのであればデメリットは1つもありません。

自分の敷地でどんな外構が出来るのか、というイメージはなかなか沸かないものです。

まずは大まかな外構のイメージ、費用感を知った方が新築の打ち合わせもしやすくなります。

せっかく新築を建てるのであれば建物も外構も納得のいったものにしたいですよね。

家を建てる目的というのは人それぞれですが

  • 家で快適に過ごしたい
  • アパートやマンションと違って隣近所に気をつかわず過ごしたい
  • 子育てのしやすい環境にしたい

などですよね。

その為には、家だけでなく外構にも少し目を向けて頂いた方が失敗が少なく済みます。

是非、後悔のない家づくりを進めていただければと思います。

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